『痛く…ない?』


「痛いのはこっちだ!馬鹿!」


どうやら涼が助けたようだ


『ごめっ大丈夫?』


「大丈夫な訳ないだろ…気落ちそう…」


『うそっ!ほっ保健室!』


「いい。少し休めば治るし」


『よくないよ!いこっ!』


「いいつってんだろ!」


『あっ…ごめん。』


びっくりした…怒鳴るから


「余計なお世話なんだよ…」


『…あたし飲み物かってくるね!』


そう言ってその場を離れる


「…っ」


でも戻って来た頃には
涼はいなかった…


『はぁ…』


また…逃がしちゃった。










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