「・・た・なた・・・」

目を開けるとすずがボトボトになって
帰ってきてた

「おう、どうした?」

「アイス買ってくるね☆」
すずは満面の笑顔で小銭を握り締めていた

「俺の分は~??」

「分かってるよぉ♪2人分買ってくるね~!」

「おう!さっすが俺のすず☆待ってる!」


すずがちっちゃい手を振りながら走っていった



俺は今でも後悔している・・・
何であの時、俺は一緒に行かなかったんだろう・・・って
俺は・・・俺は・・・





「何か眠くなってきた・・・」

俺はそっとつぶやいて横になった・・・






『・・・た・・なた・・・』

ん?すずか?
俺が目を開けると誰もいない

『すず?どこだ・・・?」

『助けて・・・か・・・なた・・・』