「あ、すみません。
……痛かった…ですよね?」


まさか、明日の自分が、1日の始まりに男の人をビンタするなんて…。


昨日はこれっぽっちも思ってなかっただろう。


「ん、大丈夫…ごめんね、いきなり夜這いなんてして」


「え!夜這いッてことは、あたしたち一晩中一緒のベッドで寝てたんですか?」


「そうだよ。美亜ちゃんの寝顔が可愛くッてつい、自分を抑えきれなくなっちゃってさ」


「!!!あの…優サン…」


「何もしてないから、安心して。それと…」



クイッ


「あ!?」

またあのパターン!?!?


「俺のことは、'優'ッて呼んでね☆」



チュッ…



「!!!!」