「分かりました!毎日、見に来ます!そして、いつかシュンさんを驚かせて見せます!?」


いつものように、スーツケースを開けてるシュンさんの手が止まった。


「アハハ!面白いな‥!?どこまで続くか?」


あぁ〜!完璧に面白がってる。

私も同じように、しゃがんだ。

「もし?一つでも…マジック出来たら、お願い聞いて欲しいんだ?」


「…お願い?そんな契約なしだなっ!悪いけど、出来ないと思うし…!!」


鼻歌がまた、私の耳を刺激する。

「シュンさん?」


お願い…聞いてよ…?

私の気持ちを聞いてよ…!!


「なんだよ?」


あぁ〜ドキドキする!


「「私の事を好きになって!!!」」

言っちゃった!


「はぁ〜っ!??」


あっ!


でも?


彼女いたりして?


痛恨のミスかなぁ?