ママも思った通りで。

一人で酔いつぶれてる。

ただいま!なんて言えない。

彼と会えなくて…寂しい?


酔いつぶれてるママを無視して…お風呂に入った。


『シュンさんかぁ…!』


不思議な人。

お風呂についているテレビを、見ながら私は、余韻に浸っていた。


また、明日もあの場所に行ってみよう!!


そう思うだけで、ワクワクする…。

今まで出会った事のない世界?
マジックって、楽しい!

私も…やってみたいな。


部屋に戻って、ベッドに横になると、さすがに眠気が襲ってきた。


『トントン♪』


「優里伽?」


あっ!!ママだ。

寝ようとしたのに…。


「ご飯食べないとダメよ…?」

ママの声も…だんだん小さくなる!


「食べてきた!」


それだけ言うと、私は深い眠りに入った。


ママとはなんか、変で。


こんなのは本当じゃないと思う。