君を守りたい

たどたどしかったやりとりも
30分もすると
「ぁはは、直也君っておもしろいよね」
なんて、俺の前で笑って、
俺の名前まで呼べるようになった。

すると、亮と一緒にいた倫って子が
「わぁぁ直也君すごぉい!
里佳と普通にしゃべれてる」

あとから聞いた話によると、
小中高って女子校の里佳は
男とぜんぜんしゃべれなかったらしい。

それを聞いたあと俺は笑った。

なんだか里佳らしいなぁ。
そう思ったんだ。


あっという間に時間は過ぎ、
そろそろ出ようという話になった。

俺は里佳に、
告白しようとおもったんだ。

でも、すぐその思いは打ち砕かれた。