帰り道。

放課後になり、蓮が迎えにくる。


「希未、帰ろ」


「あぁ、ちょっと待って!」


「はいはい(笑)」


教室を出て、自転車置き場に向かう。


「よしっ帰るか!」


「うん♪」


蓮があたしを持ち上げた。


「えっ!?」


「希未軽っ、チビ(笑)」


「うっさい!」


そのまま、自転車の後ろに乗せられた。






帰り道。


―…。


この帰り道、思い出いっぱいあるな。


あたしは、ふと考える。


冷たい風があたしの、横を通る。


「あぁ寒っ」


蓮の声で我にかえる。


「あっうん。そうだね。」