や、やけにこの床ミシミシ鳴るんだけど…。 もしかして私、 …迷った? そう思うと途端に汗が出てきた。 新品の制服のブレザーが湿ってくる。 「─────」 「─────」 近くで人の話し声が聞こえる。 か、神様は私を見捨ててなかった! すがる気持ちで声のする方へ向かうと…。 「付き合って!」 見知らぬ人の告白現場に出くわしてしまった。 電気の点いていない教室で可愛い女の子がかっこいい男の子に告白している。 …ところに乱入してきたKYな私。 両者共に固まる。