「ギブギブッ!!」

咲ちゃんが放すと、優義が必死に新鮮な空気を思いっきり吸っていた。

「ハァーハァーッ
死ぬかと思った‥」

「相変わらずだねッ」

「自業自得だぞ優義」


「すいませんでした‥
でも決定もうしちゃたよメイドカフェは‥」

「私達は皿洗いとかビラ配りとか裏に回ろ」
「うんッ
でも司くんが執事?とかで働いてたらカッコいいと思う‥‥」

「なッ!」

「俺も思うッ!
俺も働きた~い♪」

「優義はともかく司のは確かにカッコいいかも」

「お前等恥ずかしい事を言って‥しょうがねー、やってやるよ」

「司くん男前ぇ~」

そう言ってたら。

「相模くん‥‥ちょっといい?」

知らない子から呼び出しが来た‥‥。