『妬いてんだけど』
司が?そんなまさか‥


「ウソだ‥」




「本当だよ」




ドクドクドク‥


熱い‥ー



「なんで‥なんで司が妬くの?」


分からない分からないよ


「なんでだと思う?」



意地悪そうに笑って、司がジッと私を見てる



熱いー‥体が熱くて神経の無い髪や、爪まで熱いきっと顔も赤くなってるよ

そんなに見ないで、恥ずかしいから‥‥



「‥そんなに見ないで‥もう限界‥どうにかなりそうだよ」




「・・・・お前って、ワザと言ってんの?
ヤバいんだけど‥俺の方が限界近い」




ヤバいって私の方がヤバいよぉ‥‥





「・・・奈美、ちょっとは司の気持ちを分かってやれよ」




「‥‥‥??直哉?」