「だって司くんが急に変な事言うから~」
「変な事じゃねーよ。
それに『司くん』じゃなくて‘司’って呼べよ」
「そッ!そんな急に!」
「早く」
「つ、‥つかさ?」
「良くできました。」
そう言ってつ‥つかさが私の頭を撫でた。
どうしようさっきからドキドキしてるよ‥
なんでこんなにー変だよ私、オカシイよ‥‥
「どうした?」
司が眼鏡を通した目を私に向けて、涼しい顔をして聞いてきた‥‥
言えるわけないじゃんッさっきからなんかドキドキしてるなんて‥
こんな事聞くなんてもしかして司‥‥
「ワザと言ってる?」


