「えっとね‥」
「俺は直哉。このVANILLAの店の跡取りだよ。と、言っても奈美達のイッコ上の高三だからね、よろしくな」
直哉がそう言って司君に向かい手を差し伸べた。
「俺は司。よろしく」
だけど司君はそれを無視してるし、気のせいかさっきから顔が怖くなってる様な‥‥
「?俺ちょっと嫌われた?」
「そんな事ありませんよ」
「‥アハハァ~。俺二人の事邪魔しちゃたから今日お詫びに俺に奢らせてくれる?」
「やった~!嬉しぃ~」
「そんなに喜ばれると俺の方まで嬉しくなってくるし奢りがいがあるな。アイス何がいい?」
「いつものオールベリー、コーンで!」
「了解。オールベリー、コーンね、君は?」
「俺は‥チョコミントのコーンで」


