「‥‥奈美」
「ん?」
「俺さ、お前‥‥」
「なに?」
うわ~~!!ダメダメダメッ!!
あッッぶねぇ~
空気的に言っちゃうかと思ったしッ
つか言いかけたよ‥‥
『お前が好きだ』って‥
奈美に今言っても多分
『ぼけ~』て、してるだけろうな
ま。これからゆっくりと?、俺の事しか考えられないようにするけどな‥
「司くん?」
だからまずは‥
「今日の放課後さ、ちょっと付き合って?」
「うん、いいよッ」
ああ‥無邪気に笑う顔がたまらね~。こいつ残酷だなぁ、男の苦悩を何も分かってないからしょうがないけど‥。
「教室一緒帰るか」
「うんッ、いざ出陣~」
「おお~~!!」
そんな不思議なテンションで教室に二人で向かった。
ガラッ
奈美と二人で笑って入って来たら、優義と咲がニヤニヤしながら俺に聞いてきた。


