よしおの腕を掴んだまま道に出た



「なぁ、よしお~ お前の家に遊びに行こうぜ」



よしおは一瞬目をビクつかせた



「う…うん… いいよ」



よしおの腕を掴んだまま俺はよしおの家に行った



よしおの家は、小さいが綺麗なマンションの1階だった




「どうぞ、高木くん! いきなりだったから散らかっているけど…。それにしても驚いたよ。いきなり学校に来て僕を連れ出すんだもん。ドキドキしたよ」






ドンッ!





俺はよしおの背中を力一杯蹴り倒した