深く深呼吸したら 携帯の着信音が流れた。 「……?……もしもし……」 『ふざけんな』 聞こえた声は、 今年の始まりを共に過ごした人の声だった。 『後ろ』 後ろを振り向くと……… 原付に乗った栞汰くんがいた。 「………」