でも さっき夕方会った時は ドロドロボサボサだった髪の毛は サラサラの黒髪で 栞汰くんの少し大きな体には ちょっと雑な短髪が似合ってた。 下を見たとき、 目の前にあるサラサラの黒髪。 アタシは手を前に出して栞汰くんの髪に触れた。 「ん?」 ふいにした 上目遣いにドキッとして、 「ゴミ///」 と嘘をついた。 「ありがとう」 と素直に笑う栞汰くんが可愛く思えた。