それは、悪い意味じゃなくて
あたしが羨むものだった。
愛さんは、
――――正樹が好きだった人。
だから、
正樹の好きなタイプは愛さんなんだ。
小さくて、
可愛くて、
ふわふわのショートヘアー。
あたしとは、正反対・・・・
・・・・・・・っておい。
「何であたしがアイツのタイプを
気にしなきゃならんっ!!」
「ふぉ!! びっくりした!」
「あ。すいません」
「だ・・・・・・大丈夫?」
ほんとにびっくりした顔で、
あたしの顔を見ながら優ちゃんの部屋を開けた。
「あ、愛これさーって、なんだ。
波もいんの? おかえりー」
「ただいま、優ちゃん」

