学校中に響くチャイム。 その音にすら、 あたしの身体は異常なまでに反応してしまった。 「ヨロシクね! 波ちゃん!」 「あっ・・・・・・」 サッと席を立つ環ちゃん。 まだ返事してないのにな、一応。 小さく溜息をついて、 プリントを提出するために席を立つ。 教卓に置いとくんだっけ・・・・ そんなことを考えながら進んでいくと、 「おい、波」 あたしの呼び止めた。 高くも低くもない、甘い声。 「なによ・・・・・正樹」 「一緒に出しといて」