でもあいつは波を無視して、
クラス表を見に行った。
しかも一瞬振り返り、
眉間に皺を浮かべて立ち去るという行動あり。
むーかーつーくぅぅぅ!!
そしてさらに最悪な事に、
なんと同じクラスだった。
決定、今決定。
波高校ライフ1年目は、
超超超超超、最悪。
「ねぇねぇ、波チャン」
「なーに?」
「高橋君が呼んでるよ」
入学式に仲良くなったサエちゃんが、
こそっと耳打ちしてくれた。
サエちゃんに小さくお礼を言うと、
教室の後ろのドアにいる高橋君の所へ向かった。
サエちゃんと、少し顔の赤い高橋君の反応を見て、なんだか次の展開が分かってしまった。
「どうしたの?」
「いや、そんなに大した用じゃないんだけど・・・・・・」
「うん」

