あたしの指輪を見つめながら、
優がボソッと呟いた。




「これから愛がいらなくなることなんか
ねぇから。もう不安になるな。

だから、ずっと俺のそばにいろ」



優の言葉はあたしの涙を誘う。



まだ出きってない涙に、
「早く出ておいで!」そう言ってるんだ。



だばだば涙を零しながら、



「しょーがないから、
そばにいてあげるわよ・・・・・」



そういったあたしは
あんまり可愛くなかったと思うけど、

頑張って優の目には可愛く映りますように。




それからしばらくたって、
指輪の裏に文字が入ってることがわかった。







『AI love YOU~4.1~』


あたしと優の名前。



そして、





これってI LOVE YOUみたいだね。






なんて話をするのは、
もう少しだけ未来の話―――――――




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