優の声が聞こえて、
体がビクッと反応する。
ドアに向けていた視線をゆっくりと後ろへやると、優がじっとあたしの事を見ていた。
「・・・・・・なに」
「お前まだよくなんねぇの?」
「うん、ちょっとね・・・・」
下を向きながら、
久しぶりに優と会話らしい会話をした。
それだけなのに、
久しぶりすぎてなんだか泣けてくる。
優の隣は心地よかったよ。
きっと、ずっとそう思う。
だからあたしは、
もっとずっとそばにいたいよ・・・・・
「おい。 何泣んてんの?」
あたしの異変に気付いて、
優があたしのそばまで寄ってくる。
顔を覗き込まれそうになって、
でも泣き顔なんて見られたくないから顔を背けた。
腕を引っ張られ、
あたしはベッドに座らせられる。

