最高だと思われた15歳は、
こんなどんでん返しが待っていた。




一生に1度の15歳。



この1年で、色んな想いを抱えた。




辛いことも、悲しいことも、
きっと優がいたから乗り越えられた。



今はひたすら悩んでる。
あたしはどうすべきなのか




『優を困らせたくない』  



“優とずっと一緒にいたい”
 



『生きてるうちで、
きっと1番輝く恋だった。』



“いつまでも優の隣で輝きたい”




『1番素敵な恋だった。』



“ずっと素敵な恋をし続けたい”






次に優と話す時は、
もしかしたら別れ話かもしれない。


そんなの嫌だ。


嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ




「やだよぅ・・・・・」



胸に大きな傷を抱えたまま、




15歳まで、あと2週間をきっていた。