「ふんふんふーん♪」



朝、
あれだけイライラしながら潜った校門は、
今ではこんなにすがすがしい。




鼻歌を歌いながら家路に急ぐ。


千夏は、イケメンがそろってるバスケ部の見学に行くらしく気合が入っていた。



一緒に行くか聞かれたけど、


あたしは無理だ。



あんな人だかりに耐えられない・・・・・・
見方かわったら戦争だよ、アレ。



要君もバスケ部じゃないみたいだし。



見学する必要、ナーシ。



さっさと帰ります!
明日は、要君としゃべれたらいいなー、
なんて考えていると・・・・・




・・・・・・なんでいるのよ・・・・