それにしても、本当に付き合ってるんだ。
いや、嘘だとは思ってなかったけども！


呼び方が、
“亮太君”と“千夏”に代わってる････


って言うちっさい変化だけどね。




「あーぁ、あたし１人でご飯か･･･」


「うん。ゴメンね？」


「謝られても･････」



はぁ････千夏にも先越された。


彼氏ねぇ････いーね。そんなの出来て！

あたしはどうよ？　
ってかどーもなにも、無理じゃね？


あぁぁぁぁぁ････


「まぁ、愛も頑張ってね」


「頑張るって････何を頑張るの････」



意味深に微笑む千夏を横目で見る。
何が言いたいのか全くわからないけど、

なんか･････イラッとくるな。その笑い･･･



「ま！　とりあえずお先にッ」



幸せオーラ満開の笑顔を向けられたあたしが、この後千夏に襲いに掛かったのは、



･････言うまでもない。




お先にッ、て･･･････




「む～か～つ～く～！！！　
ちゅーするぞ！」



「いやぁー！！！」