“彼女”とか、そういう
特別な関係ではないけれど、
“友達”っていう
特別な関係になるからね・・・・
「おい。クレープあったぞ」
ハッとして前を見ると、
クレープ屋さんをしているクラス。
「ほ、ほんとだー! 買ってこよ!
えっと・・・・苺ミルクで! 優は?」
優より先に買って、離れていた優に話しかける。
あれ・・・・・・?
返事がないと思って振り返ると、
離れていたはずの優が目の前にいる。
「ゆ、優は・・・買わないの?」
優との近さに胸がドキドキする。
フッと優は笑って、
「お前の貰うからいーや」
そう言って、あたしの持っていたクレープをかじった。
「あ・・・・・・・」
胸の前に持っていたから、
それをかじった優の髪が顔に触れる。
「うわ・・・甘・・・・・」
「あ、甘いからおいしいんじゃん!
そんな事言うなら食べないでよ!!」
------ドキ ドキ ドキ
やめてよ。
これ以上、あたしを惑わさないで・・・

