優の顔が、呆れてる。
・・・・・・ように見える。
「お前は要が好きなんだろ!?」
「へ? あぁ・・・・・」
そうか。優はあたしが要君を好きだと思ってるんだ・・・
そりゃあ、そう思うよね。
「大丈夫だよ。気にしないで!」
「でも・・・・・」
「もーう。ほんとに大丈・・・・」
------ドクンッ
笑って優を見つめたとき、
遠くから、佐野君と波ちゃんが歩いてくるのが見えた。
やばい。あたしの頭には優の手。
距離だって結構近い。
優が誤解されちゃう!!
ドンッ!!
気が付いたら優を突き飛ばしていた。
「ぅわ! な、なんだよ?」
倒れることはなかったけど、
あたしと優の間には人が1人通れるぐらいの隙間が空いた。
「ぁの・・・あたしもう大丈夫だから! じゃね!!」
「あっ! おい!!」

