「わからない・・・・・・」
俯いたまま、小さな声で呟く。
「わからないよ。ねぇ?
あたし、どうしたらいいの?」
顔を上げて、横に座ってる千夏の顔をじっと見つめる。
わからない。自分の気持ちがわからない・・・
こんな事初めてで、今までに経験したことのない想い。
「教えてよ・・・・・・・」
最後の方は、泣き声になって
千夏にはちゃんと伝わらなかったかもしれない。
千夏がそっと口を開いた。
「あたしにもわからない。
愛の本当の気持ちを
知ってるのは愛だけだし、
その気持ちを決めるのも愛なんだよ?」
ゆっくりと囁くように言った。
あたしだけ・・・・・・
あたしだけが、知ってる・・・・・?

