「何言ってんの。
愛チャンでしょーが!」



「はぁ!?」


なんで?

あたしそんなの知らないってば!!




千夏の肩を掴んで問い詰める。


「あたしそんなの知らない!
勝手に役増やさないでよ」


「いやいや。決まったじゃん」


「いつ!?あたしが進行してるのに知らないわけないじゃん!!」



掴んでいた肩をがくがく揺らす。

それに連鎖するように、
千夏の頭もがくがく揺れてる。



「だかっら!愛その時なんか
ボーっとしてて要君が進行した日だよ!!

覚えてないの!? てか、やめて!」



うそぉ・・・・・


ぱっと千夏の肩から手を離して、
横にあった椅子に崩れるように座る。





ちょっと凹んでるのに、

何でお化け・・・・・・




てゆうか、なんでねこ?