熊かもって思ったら、
怖くて無意識のうちに優に助けを求めてたの?
なんで・・・・・・・優なの?
木とか、草とかが生い茂ってる場所を進む。
考えながら優に着いて行ったから、
「むぎゃっ!!」
いきなり止まった優の背中に
思い切りぶつかってしまった。
「いだだだだ・・・・・・」
いきなり止まらないでよ!
ぶつけた鼻をさすりながら、
優を背中越しに睨みつける。
「ちょっと。なに止まってんのよ」
「愛。俺ら今日帰れないかも」
「はぁ!?」
前を見つめながらボソっとつぶやいた優は、そっとその場からどいてあたしを前へとやった。
なんなのよー。
そう思いながらチラッと見た目の前の光景に
「・・・・・・なにこれ」
まさに、この言葉しか出なかった。

