「もー!愛はさぁ、誰とでもすぐにそうできるかもだけどあたしは無理!」
「あたしだってそんなこと・・・」
「要君とも色々あったし、小倉君ともふつーにしゃべってるし。いーなー、愛は。そうやって男の子と気まずくなることがなくて」
羨ましそうに溜息をつく千夏。
今あたし優と気まずくて
ここに逃げてきたんですけど・・・・・・
なんてことは流れ的に言えなくて、
思わず、苦笑い。
「と、とりあえず!いきなり2人がだめなだけで、4人だったら何とかなるんじゃない!?」
「そうかな・・・・・・」
「そうだよ!だから、行こ?」
そうだよ。
何のためにここに来たと思ってんの?
自分の事はほっといて、
千夏のこと応援しちゃうもんねっ
トイレから千夏を引きずりだして
砂浜に向かう。
「ごめーん!」
パラソルの下で座っている2人を見下ろしながら、一言謝る。

