「違うの!話の内容が尽きちゃったのー!」
はぁ?なんじゃそりゃ。
話の内容とか、話したいこと話せばいーじゃん。
半泣きになっている千夏を見て、
少し呆気にとられてしまった。
まぁ、さっきの事とか、
要君の前でのあたしとかを考えるとそんなこと言えないんだけどね。
「なに話たりしてたの?」
泣きそうな千夏をなだめるように聞いて、
その内容に溜息が出てしまった。
「なんでそうなるの・・・・・・」
「だってー!!」
千夏の話では、
『あ、熱いね!』
『だねー。今日36度らしいよ』
『うわー!あっつい!!』
『大丈夫?焼けちゃうんじゃない?』