★冬夜side★
「ふぅ〜……」
いつものように生徒会を終え、生徒会室の黒板を消している時だった。
「会長〜!!」
「はい?」
声がした方を見ると書記の田辺が俺に話しかけたようだ。
「この子知り合いですか?」
「この子?」
田辺の横を見ると、知らない女子一名。
俺が近づいて「こんにちは。」と挨拶すると顔を真っ赤にして伏せた。
なんなんだ?
「あれ?知り合いじゃなかったですか?この子、会長に用事があるらしいですよ。」
「あ、そうなの?教えてくれてありがとう。田辺君は仕事終わったら帰っていいよ。」
「あ、じゃあ帰ります!!お疲れ様でした!!」
田辺が帰ったのを確認した後、女子に話しかけた。
「えっと…僕に用事?なにかな?」

