800 Occidental Avenue S.
Seattle,Washington98134 にあるクエスト・フィールドが今回の対決場所。このスタジアムはNFLのシアトル・シーホークスやシアトル・サウンダースFCってサッカーチームの本拠地。なんでもこのスタジアムでの対決はNFL好きのサンドリヨンちゃんが上に圧力かけて決めさせたらしい。
シアトル・シーホークスとサンディエゴ・チャージャーズ、サンフランシスコ・フォーティナイナーズ、ニューヨーク・ジャイアンツ、ダラス・カウボーイズなんてお気に入りのチームから厳選してシーホークスの本拠地にしたとか。てゆーかサンドリヨンちゃんの好きなチームって私と同じだし。
サンドリヨンちゃんはと言うと、フィールドの真ん中に立って、挨拶をしていた。
「さあ!始まりましたセカンドラウンド!!今回の内容はコーフをハデにカッコよく撃破!!インパクトの強い方が勝ちとなっちゃいます。」
てかサンドリヨンちゃんの着こなし・・・なんかルフみたい。襟立て黒ベストにタイはリボンにしてるし、長い黒髪はツインテール、そしてメガネ。スゴくルフソックリだし。
ゲヴェールお兄ちゃんは月光銃を使い始める前の拳銃を手に、
「コーフには月光銃を使う価値もねぇぜ。んじゃ、金牛宮として、ガンマンとして、あのお嬢に格の違いってのを教えてやらんとな。」
なんてセリフと共に構え、恐るべき早撃ちのラッシュを浴びせた。
「HERE WE GO!!」
BLAM! BLAM! BLAM! BLAM! BLAM! BLAM!
6つの銃弾はどれもコーフのモノアイ(コーフのカメラアイは1つだけ)の着弾し、コーフは、アイタ~ッ!!と言うや倒れてしまった。
「流石は十二宮。やりますわね。」
「流石十二宮!!ドハデにやってくれちゃいました~!んじゃ、次プリシッラ、Go!」
プリシッラちゃんはさっきと違い不敵な笑みで立っていた。(さっきは少し面食らってた感じ)
「プリシッラちゃんの武器は、・・・辞書だ~!」
プリシッラちゃんは辞書で挑もうとしていた。それもNFLの辞書で。当然あたりは騒然としてる。コーフを辞書でどうするつもりかと。いくら厚くてもどうにもなる訳ないし。と、みんな思ってる中でちゆりだけはプリシッラちゃんの勝利を確信した眼でフィールドを見つめていた。