私の小さな宝物

優しく、包み込む様に私を抱き締めてくれる和生。


赤ちゃん、ママは世界一幸せ。


「これからやる事沢山あるな。」


「うん、まずは休みの日に病院行かなくちゃ。」


「そうだな。俺も休み合わせて一緒に行くよ。」


「うん、ありがとう。」


「親達にはもう報告する?今から電話しとく?」


「ううん、ちゃんと病院行って、予定日がわかってからでいいんじゃないかな?」


「予定日か。いつぐらいに産まれてきてくれるかな?」


「それよりも、私は性別の方が気になるな。」







幸せな幸せな悩みは次々に出てきたから、私達はずっとにやけ顔で会話をしていたと思う。