「いらっしゃいま…わ!ミヨちゃん、久しぶり!」

自動ドアをくぐると、お店のロゴが入ったシャツを着たユキさんが驚いた顔でこっちを見ています。

相変わらずお世辞にも広いとは言えない店内に、最大限置きましたと言う感じで様々な楽器が並んでいます。

ここは駅前の楽器店「ミスト」。私とマキトの行き着けの店でした。