「どれくらいまでいれそうなの…?」

『もともとは今日一日って感じだったんだけどな…まあ、夜明けくらいかな』

「あと、もう3時間くらいしかないね…」

『ああ、そうだな』

「私…マキトが消えたら…」

『…俺を思い出に戻して、今まで通り生活するだけ、だろ』

「……できるかな」

『できるよ、お前は図太いから』

「…うん。頑張るから、ちゃんと最後まで一緒にいさせて」

『ああ』