待ってなマキト。
アンタの一番大事な人を連れてってやるから。
心配しないで、アタシはもう大丈夫。
ホントは、ずっとミヨちゃんに嫉妬してたんだと思う。
マキトが連れてきてから今日まで、あの子は『元カレのオンナ』だった。
でも、分かったんだ、今日。
アンタに優しい言葉をかけてもらって、「あ、違うな」って。
アタシが知ってるマキトじゃないなってわかった。
アレはミヨちゃんのためのマキト、本当のマキトなんだって。
それを引き出せなかったアタシが、いつまでもアンタのことを気にしてたらかっこわるいなって。
だから、今度こそ本当にさよなら。
せめてもの手向けとして、アンタの大事な人を、とどけてやるよ。
にしても、見えてたような口調で話してたくせにアタシの格好にすこしも触れなかったね…
ミヨちゃんが選んだからえらく可愛らしい服装になっちゃったアタシを見ただろうに、
笑うくらいしてくれないとこっちとしてもいたたまれないんだけどな、まったく。
アンタの一番大事な人を連れてってやるから。
心配しないで、アタシはもう大丈夫。
ホントは、ずっとミヨちゃんに嫉妬してたんだと思う。
マキトが連れてきてから今日まで、あの子は『元カレのオンナ』だった。
でも、分かったんだ、今日。
アンタに優しい言葉をかけてもらって、「あ、違うな」って。
アタシが知ってるマキトじゃないなってわかった。
アレはミヨちゃんのためのマキト、本当のマキトなんだって。
それを引き出せなかったアタシが、いつまでもアンタのことを気にしてたらかっこわるいなって。
だから、今度こそ本当にさよなら。
せめてもの手向けとして、アンタの大事な人を、とどけてやるよ。
にしても、見えてたような口調で話してたくせにアタシの格好にすこしも触れなかったね…
ミヨちゃんが選んだからえらく可愛らしい服装になっちゃったアタシを見ただろうに、
笑うくらいしてくれないとこっちとしてもいたたまれないんだけどな、まったく。