「あ、ボク、母さんに頼まれた買い物があった、今のうちしてくる」
毅が突然、席を立った。
呆気にとられるオレを尻目に
「私も付き合おうか」
と立ち上がる瀧澤。
毅はそれを制して
「すぐ戻るから二人で待ってて。ごめん」
と慌てて立ち去った。
残された二人。
仕方なく席に腰を下ろす瀧澤に、どう対処していいのか分からないオレ。
メニューを見ながら
「プリンとか食べる?」
と話し掛けた。
「…うん」
「おごる」
「じゃ、アラモードにして」
…瀧澤にしたら珍しい。今までならご馳走するって言ったら遠慮がちだった。
「プリンアラモード2つ下さい」
オーダーして向き直ると、
目の前の瀧澤が泣いていた。
「…た、瀧澤?」
「え?」
「何?アラモードやだった、とか?え?」
「?」
「何で泣いてるのかな?なんて聞いてもいいかな〜」
「あくびしただけ。退屈だったから」
退屈だったからあくびしただけだ〜?
人がこんなに気を使っているのになんて奴だ、こいつは。
「私が泣いていようが、どんな気持ちだろうが、花巻くんにはどうでもいいんじゃないの?だから私達別れたの」
「い…いつそんな事オレが言ったんだよ」
「言わなくたって、そのイケメンぶった御大層なお顔に書いてあります」
「イケメンぶってなんかねえし」
いや、ぶったかも。
「オレ様はイケメンだ〜みたいなオーラしか感じたことないけど」
「ねえ、ねえ。瀧澤こそいつもすましかえって、優等生の高慢チキチキバンバンじゃねえかよ。『私がいないと世の中が回らないわぁ』みたいな顔して」
「だからあの爆乳娘と浮気した正当な理由があるわけ?」
「そ…それは…」
「私…」
瀧澤は涙で鼻を詰まらせた。今度の涙はあくびのせいではない。
毅が突然、席を立った。
呆気にとられるオレを尻目に
「私も付き合おうか」
と立ち上がる瀧澤。
毅はそれを制して
「すぐ戻るから二人で待ってて。ごめん」
と慌てて立ち去った。
残された二人。
仕方なく席に腰を下ろす瀧澤に、どう対処していいのか分からないオレ。
メニューを見ながら
「プリンとか食べる?」
と話し掛けた。
「…うん」
「おごる」
「じゃ、アラモードにして」
…瀧澤にしたら珍しい。今までならご馳走するって言ったら遠慮がちだった。
「プリンアラモード2つ下さい」
オーダーして向き直ると、
目の前の瀧澤が泣いていた。
「…た、瀧澤?」
「え?」
「何?アラモードやだった、とか?え?」
「?」
「何で泣いてるのかな?なんて聞いてもいいかな〜」
「あくびしただけ。退屈だったから」
退屈だったからあくびしただけだ〜?
人がこんなに気を使っているのになんて奴だ、こいつは。
「私が泣いていようが、どんな気持ちだろうが、花巻くんにはどうでもいいんじゃないの?だから私達別れたの」
「い…いつそんな事オレが言ったんだよ」
「言わなくたって、そのイケメンぶった御大層なお顔に書いてあります」
「イケメンぶってなんかねえし」
いや、ぶったかも。
「オレ様はイケメンだ〜みたいなオーラしか感じたことないけど」
「ねえ、ねえ。瀧澤こそいつもすましかえって、優等生の高慢チキチキバンバンじゃねえかよ。『私がいないと世の中が回らないわぁ』みたいな顔して」
「だからあの爆乳娘と浮気した正当な理由があるわけ?」
「そ…それは…」
「私…」
瀧澤は涙で鼻を詰まらせた。今度の涙はあくびのせいではない。

