ハアハア…


犬はやっぱり早い。


人間の俺でも疲れる…


俺は全力疾走で公園に
向かった。


「マコ…ハアハア…どこだ?」

息を切らしながらマコを探す。


そして俺はマコを
みつけた。


だが―マコの近くには
一人の女の子が
ブランコに座っていた。