ラブストーリーを一緒に

「全くぅ…」


先生が、わたしみたいな小娘、相手にするわけないじゃん…!


そう思いながらも、小さなトゲがわたしの心の柔らかい部分を突いていた。




…先生は、わたしのことを何の気なしに部屋に呼べるわけで。


それって、わたしを女性として見ていたら絶対出来ない行為だと思う。


もちろん、あんなでも、わたしの実の親である母親に許可も得ているし、


きっと、お世話になってる仕事仲間の子供としか、思ってないんだろうな。


…そう、わたしは先生から見れば、ただの子供だ。