ラブストーリーを一緒に

絶対、やだ…か…


ドキドキと、先生の顔が頭に浮かぶ。


「だぁってヤキモチやくっていうか、やじゃない？ふつー」


「そう…だよね」


でも―――


先生は彼氏…じゃないけど…


それでもヤキモチやいちゃってるのは、変だよね。


「世の中にはいるんだろうけどね、そういう男」


そう言ってから、トモは少し怖い顔をして迫ってきた。


「さぁ子はそんな男にひっかかっちゃだめだからね」


「…う、うん…」


トモの迫力に負けて思わず頷いてしまった。