告白したくないッ

「葉瑠愛ちゃんッ!
先生きたよ?大丈夫?」

「う…ん…なんと…か。」

すごく苦しそう。
ホント、どうしたんだろ…。

「小橋さん、どこか痛いところはある?」

「いえ…。
でも、すごく…だるくて…。」

「だるいの…。
それじゃあ、疲労かもしれないわね…」

「え、疲労?」

杏が、先生に聞き返した。

「そうよ。
きっと、寝不足ぎみなのね…。」