告白したくないッ


沙來羅の部屋は意外にもシンプルで、
落ち着く空間だった。

「ねえ〜、担任の先生どう思う?」

杏が口を開いた。

「嫌いっ!」

即答したのは、沙來羅…笑

「なんか変わってるよねえ〜!?」

「あっ、それは分かるかもっ!」

やっと共感できた。

「しかも新任とか…
大丈夫かて…笑」

毒舌な沙來羅…

いや、一応先生なんだから大丈夫だろ…笑