「おはよー♪」


いつもの朝。

そう思っていた。


”もう一人のしょーちゃん”


彼は突然現れたんだ。





「山梨さんっ」


手を振る朝倉君。



「あ…」


「おー!アリサ!朝倉と知り合い?」


ちょっとわざとらしい那南の声。



「え、ちょっとまあね」



「先行ってるから」

そう言われたあたしは、覚悟を決めた。