あたしのDarling!!!





「実はさ、オレ、山梨さん可愛いなあ…って思ってるんだけど」


照れ臭そうに言った朝倉君は、続けた。



「山梨さんは、好きな奴とか…いんの?」




「…え」



「いっ、いないいない!」


また嘘をついてしまう。

結局いいことには向かないんだけど。




あたしがそう言うと朝倉君は言った。


「そっか。じゃあ好きんなってもいい?」