あたしのDarling!!!





キーンコーンカーンコーン……




放課後、あたし達は久しぶりに一緒に帰ることになった。



「三人一緒に直で帰るとかかなり久しぶりだね」


那南はお菓子を食べてる。
『一緒に帰ろ』って言ったけど、まあくんは『ちょっと用事あるから』って断ったらしい。

今日はめずらしく小さな声で素直に『わかった』って言ってた。


あたしいっつも勝ち気な那南を見てるから、少し淋しそうな那南を見たとき、なんだか可愛いなって思った。


ちゃんとまあくんのこと愛してるんだなーって思ってね。



「ねえアリサ聞いてる?」



「あっごめん。そーだねー♪つーかちゃんと寄り道なしで帰るの自体久しぶりだもんね(笑)」



「あーそっちか(笑)」




「おーい。電車来たけどまだココ居んのかコラ」

もうしょーちゃんは電車に乗ってて、軽く(怒)マークが額についてたけど、気にせずあたし達は手を振り言った。





「「バイバイ(笑)」」