―バッカじゃないの― 晴は震えた声でそう言うと、階段を降りて行った― 『しょーちゃんへ。 今から受験行ってきます。絶対受かってみせるから!!!』 ケータイのボタンを押して、「送信完了」という文字が現れる。 「―はあ。」 今日は、受験の日。 あれから徹夜徹夜の毎日だった。 ここ1週間気を使ってくれてるのかしょーちゃんからメールもこない。 ほんとはきたほうが頑張れるんだけど… このあたしが言おうとすれば、丸一日はかかるね、うん。