「何!?なんでまた!!!」



「いやあね?那南が家帰ったから、渡そうと思って」



笑って答えるしょーちゃんの表情が、なんだか嬉しかった。





ごそごそ探すと、しょーちゃんは袋から綺麗に包み紙で飾られたプレゼントを取り出す。





「ハイ。あげるわ」


「うん…」



それは少し変な形だった。
いかにも店員さんが包装するのに困るような球体の。


あたしは中身を開けてみる。







「スノードーム…?」





そのスノードームには、三匹のくまが仲良く並んでいた。