『コレクリスマスプレゼントね。あ、一応ネズミーランドのお返しと思っといて。だから焦って買いに行かなくていいから』 そう那南が言って渡してくれた、鍵盤柄のマグカップ。 「かわいー…」 ―――――――――― 「よっ」 「わっ!!!」 窓を見ると、白い歯をのぞかせたしょーちゃんがいた。