「何処行くの…?」 あたしは黙ったままのしょーちゃんに聞く。只今夜10時過ぎ、静かな繁華街。 「とりあえず近くのネットカフェかマンガ喫茶かカラオケかで過ごすしかねえな。明日の始発で帰ろ」 「うん…」 ごめんねしょーちゃん。 そう言いたかった。 ちゃんとありがとうも、ごめんなさいも、言えないあたし。 「ばかだよね…」